12月の盆栽の手入れ
休眠に入る寒風を避ける場所へ移し、水やりは乾いてから晴れた日の午前中に。正月に室内へ飾る樹は、数日で屋外へ戻します。
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どの樹にも共通すること
正月飾りは数日で屋外へ
松や梅など屋外の樹を室内に飾るのは2〜3日までにします。暖房の効きすぎない玄関などが向いています。
鉢土の凍結を防ぐ
小さな鉢ほど凍りやすいので、北風の当たらない軒下や棚の下段、発泡スチロール箱に入れます。
樹種グループ別の手入れ
時期は関東の平地の目安です。寒い地域は春の作業を2〜3週間遅らせ、冬の準備を早めます。水やりの回数は目安で、土が乾いたかを見て与えます。
松柏類
黒松・五葉松・赤松・真柏・杜松など
- 水やり
- 乾いていれば2〜4日に1回程度。晴れた日の午前中に与えます。常緑なので冬も乾きます
- 置き場所
- 屋外の日当たりのよい棚。小さな鉢は北風の当たらない軒下へ
- 肥料
- 与えません
今月の作業
古葉取り五葉松・黒松・赤松
まだの樹は、前年より古い葉を取り除いて光を入れます。
針金かけ真柏以外
樹の動きが止まる冬が針金かけの時期です。
休ませる真柏
真冬は針金かけを避けて休ませます。小さな鉢の凍結を防ぎます。
雑木類
もみじ・欅・ニレケヤキ・イチョウなど
- 水やり
- 乾いたのを確かめて、晴れた日の午前中に。2〜4日に1回程度
- 置き場所
- 屋外の寒風の当たらない場所
- 肥料
- 与えません
今月の作業
冬の剪定オリーブ以外
落葉後〜2月が基本の剪定の時期です。混み合った枝や内向きの枝を元から切ります。
霜と寒風を避けるオリーブ
軒下や無加温の室内に移します。
花もの
梅・長寿梅・桜・藤・椿・サルスベリなど
- 水やり
- 乾いたのを確かめて、晴れた日の午前中に。2〜4日に1回程度
- 置き場所
- 屋外で寒さに当てます。霜と寒風は避け、暖かい室内には入れません
- 肥料
- 与えません
今月の作業
冬は切りすぎない藤・サルスベリ以外
花芽ごと切らないよう、切るのは枯れ枝や明らかな忌み枝だけにします。
藤の冬の剪定藤
葉が落ちて芽が見やすくなったら、花芽を残して葉芽だけの長い枝を切り詰めます。
サルスベリの剪定サルスベリ
落葉後から3月までの休眠期に行います(2〜3月が適期)。
冬咲きの椿椿
寒風を避け、咲き終わった花がらを摘みます。
実もの
姫りんご・南天・ウメモドキなど
- 水やり
- 乾いたのを確かめて、晴れた日の午前中に。2〜4日に1回程度
- 置き場所
- 屋外。北風の強い場所と、鉢土の凍結を避けます
- 肥料
- 与えません
今月の作業
冬の剪定姫りんご・りんご
花芽を確かめながら剪定します(12〜2月)。
正月に飾るとき南天・千両・万両
暖房の効きすぎない玄関などに三が日ほど飾り、屋外に戻します。室内でも土が乾いたら水を与えます。
さつき
さつき・つつじ
- 水やり
- 乾いたのを確かめて、晴れた日の午前中に
- 置き場所
- 屋外の寒風と霜の当たらない軒下など
- 肥料
- 与えません
今月の作業
太い枝の剪定・針金かけ
樹形を大きく変えるなら休眠中に。少しずつ形を付けます。
室内向き
ガジュマル・フィカスなど
- 水やり
- 表面が乾いて2〜3日たってから。暖かい日の午前中に、室温に近い水を与えます
- 置き場所
- 室内の明るい窓辺。夜は窓から離し、暖房の風を避けます
- 肥料
- 与えません
今月の作業
夜の窓際に注意
夜は窓ガラスの近くが外と同じくらい冷え込みます。厚手のカーテンの内側に入れます。
葉水
暖房で乾燥するので、霧吹きで葉に水をかけます。
12月に見頃の樹種
- 椿花 12〜4月(品種による)
- 南天実 11〜2月
- 千両・万両実 12〜2月
- 実もの実 9〜12月(樹種による)
- イチョウ黄葉 11〜12月
見頃は一般的な目安です。品種や地域、その年の気温で前後します。
12月に見頃の盆栽
価格・在庫は各ショップの商品ページでご確認ください。