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今月の盆栽の手入れ

盆栽の手入れは、季節ごとにやることがほぼ決まっています。月を選ぶと、樹種グループごとの水やり・置き場所・肥料と、その月の作業が分かります。

今月(日本時間)

10月養分を蓄える

秋に蓄えた養分が、冬を越す力と春の芽吹きにつながります。肥料は10月の半ばごろまで。松柏類の針金かけが始まります。

  • 松柏類

    針金かけを始める

  • 雑木類

    紅葉に向けて

  • 花もの

    枝は切らない

  • 実もの

    水やりと置き場所の管理が中心です

  • さつき

    枝先は切らない

  • 室内向き

    室内へ取り込む

月を選ぶ

  1. 1月休眠樹が休んでいる時期です。水やりは乾いてから晴れた日の午前中に。落葉樹の剪定と松柏の針金かけに向いています。
  2. 2月芽が動く前剪定の仕上げと、植え替えの準備の月です。下旬になると、もみじや梅など早いものから植え替えの時期に入ります。
  3. 3月芽がふくらむ植え替えの適期です。芽がふくらみ始めてから開くまでの間に済ませます。遅霜で新芽が傷むことがあるので、霜の予報が出た夜は軒下へ。
  4. 4月芽吹き新しい芽が次々に伸びます。芽摘みで枝を細かくし、新しい葉が開ききって落ち着いたら肥料を始めます。
  5. 5月新しい枝が伸びる芽摘みと新芽の整理、花ものの花後の剪定が続きます。乾きが急に早くなるので、水切れに気をつけます。
  6. 6月枝が固まる伸びすぎた枝を切り戻して形を保ちます。さつきは花後すぐに剪定し、黒松は中旬から芽切りの時期です。梅雨の蒸れに注意します。
  7. 7月夏の暑さ梅雨明けからは水切れを防ぐことがいちばんの仕事です。葉の薄い樹は午後の日差しを避け、鉢を地面やコンクリートから離して置きます。
  8. 8月暑さのピーク一年でいちばん水切れしやすい時期です。朝に与えても夕方には乾いていることが多いので、帰宅後にも鉢を見ます。
  9. 9月秋の生長暑さがやわらぐと、樹がもう一度よく育ちます。中旬を過ぎたら日当たりのよい場所へ戻し、肥料を再開します。
  10. 10月養分を蓄える秋に蓄えた養分が、冬を越す力と春の芽吹きにつながります。肥料は10月の半ばごろまで。松柏類の針金かけが始まります。
  11. 11月紅葉・落葉紅葉を楽しむ月です。葉が落ちたら枝の整理を始め、下旬からは冬の置き場所へ移す準備をします。
  12. 12月休眠に入る寒風を避ける場所へ移し、水やりは乾いてから晴れた日の午前中に。正月に室内へ飾る樹は、数日で屋外へ戻します。

樹種グループの分け方

作業の時期が近い樹種どうしをまとめています。樹種ごとの細かな違いは、それぞれの育て方の記事で確かめてください。

松柏類
五葉松・黒松・赤松・真柏・杜松・檜・ヒバ
雑木類
山椒・もみじ・楓・ニレケヤキ・欅・イチョウ・ブナ・オリーブ
花もの
長寿梅・梅・桜・藤・夏椿・椿・サルスベリ・クチナシ・バラ
実もの
姫りんご・りんご・南天・千両・万両・実もの
さつき
さつき
室内向き
ガジュマル・フィカス

一年の手入れの基本

わたしの盆栽ノート
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