11月の盆栽の手入れ
紅葉・落葉紅葉を楽しむ月です。葉が落ちたら枝の整理を始め、下旬からは冬の置き場所へ移す準備をします。
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どの樹にも共通すること
冬の置き場所へ
関東の平地では11月下旬から12月ごろに、寒風と霜の当たらない軒下や棚の下段へ移します。寒い地域は1か月ほど早めます。
樹種グループ別の手入れ
時期は関東の平地の目安です。寒い地域は春の作業を2〜3週間遅らせ、冬の準備を早めます。水やりの回数は目安で、土が乾いたかを見て与えます。
松柏類
黒松・五葉松・赤松・真柏・杜松など
- 水やり
- 1日1回から、涼しくなるにつれ1〜2日に1回
- 置き場所
- 日当たりのよい棚。寒さに強いので冬も屋外で
- 肥料
- 与えません
今月の作業
古葉取り五葉松・黒松・赤松
枝の元に残る古い葉を、指やピンセットで下に引いて抜きます。内側まで光と風が入ります(11〜12月)。
針金かけ真柏以外
古葉取りを済ませた後だと枝が見やすく、針金もかけやすくなります。
針金かけは今月まで真柏
真冬は枝が折れやすいので、10〜11月の次は2〜3月にします。
雑木類
もみじ・欅・ニレケヤキ・イチョウなど
- 水やり
- 1日1回。落葉が近づくと乾きがゆっくりになります
- 置き場所
- 日当たりのよい場所。下旬からは寒風の当たらない場所へ
- 肥料
- 与えません
今月の作業
紅葉を楽しむオリーブ・山椒以外
関東の平地では、もみじは11月中旬から12月初めごろ、イチョウや欅は11月ごろに色づきます。
落葉後の剪定オリーブ以外
葉が落ちて枝の流れが見やすくなったら、枝の整理を始めます。
落ち葉を取り除くイチョウ
鉢の上に落ちた葉は取り除きます。
花もの
梅・長寿梅・桜・藤・椿・サルスベリなど
- 水やり
- 1日1回から、涼しくなるにつれ間隔をあけます
- 置き場所
- 日当たりのよい場所。下旬からは霜と寒風を避ける場所へ
- 肥料
- 与えません
今月の作業
花芽を確かめる梅
花芽を確かめて、軽く枝を整理する程度にします。寒さに当てて花芽を育てます。
冬咲きの椿椿
寒椿など早咲きの品種が咲き始めます。
枝は切らない梅・藤・サルスベリ以外
翌年の花芽を落とさないようにします。
実もの
姫りんご・南天・ウメモドキなど
- 水やり
- 1日1回から、涼しくなるにつれ間隔をあけます
- 置き場所
- 日当たりのよい場所。北風の強い場所は避けます
- 肥料
- 与えません
今月の作業
実を楽しむ南天
南天の実は11月ごろから赤く色づきます。鳥に食べられることがあるので、軒下に置くかネットをかけます。
実を楽しむ南天以外
秋の実が見頃です。
さつき
さつき・つつじ
- 水やり
- 1日1回。涼しくなったら乾き具合を見て間隔をあけます
- 置き場所
- 日当たりのよい場所。下旬からは寒風と霜の当たらない場所へ
- 肥料
- 与えません
今月の作業
枝先は切らない
花芽を抱えて冬を越します。
室内向き
ガジュマル・フィカスなど
- 水やり
- 乾き具合を見て、少しずつ間隔をあけます
- 置き場所
- 室内の明るい窓辺。冷暖房の風が当たらない場所に
- 肥料
- 与えません
今月の作業
水やりの間隔をあける
気温が下がると乾きが遅くなります。
11月に見頃の樹種
- 長寿梅花 3〜5月・10〜11月
- バラ花 5〜6月・10〜11月
- 姫りんご花 4月・実 9〜11月
- りんご花 4月・実 9〜11月
- 南天実 11〜2月
- 実もの実 9〜12月(樹種による)
- もみじ・楓新緑 4〜5月・紅葉 10〜11月
- ニレケヤキ新緑 4〜5月・紅葉 10〜11月
- 欅新緑 4〜5月・紅葉 10〜11月
- イチョウ黄葉 11〜12月
- ブナ新緑 4〜5月・紅葉 10〜11月
見頃は一般的な目安です。品種や地域、その年の気温で前後します。
11月に見頃の盆栽
価格・在庫は各ショップの商品ページでご確認ください。