3月の盆栽の手入れ
芽がふくらむ植え替えの適期です。芽がふくらみ始めてから開くまでの間に済ませます。遅霜で新芽が傷むことがあるので、霜の予報が出た夜は軒下へ。
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どの樹にも共通すること
遅霜に注意
関東の平地では3月から4月上旬ごろまで、霜の予報が出た夜だけ軒下に移します。
植え替えた後の管理
2〜3週間は風の当たらない明るい日陰に。肥料は1か月ほどあけ、芽が伸び出してから再開します。
樹種グループ別の手入れ
時期は関東の平地の目安です。寒い地域は春の作業を2〜3週間遅らせ、冬の準備を早めます。水やりの回数は目安で、土が乾いたかを見て与えます。
松柏類
黒松・五葉松・赤松・真柏・杜松など
- 水やり
- 表面がしっかり乾いたら、鉢底から流れるまで。1日1回程度
- 置き場所
- 冬の置き場所から、日当たりと風通しのよい棚へ。数日かけて慣らします
- 肥料
- 与えません(4月ごろ、芽が動き出してから)
今月の作業
植え替え
3月中旬から適期に入ります(黒松は3月下旬〜4月上旬)。根に付く白い菌糸を残すため、古い土は全部落とさず一部を残します。
透かし剪定真柏・杜松
込み合った枝を付け根から切って、内側に光を入れます。
針金かけはこの月まで真柏
樹の動きが落ち着いている2〜3月が目安です。
雑木類
もみじ・欅・ニレケヤキ・イチョウなど
- 水やり
- 1日1回。芽吹くと急に乾きが早くなります
- 置き場所
- 日当たりと風通しのよい棚へ。遅霜の夜は軒下へ
- 肥料
- 与えません(新しい葉が開ききってから)
今月の作業
植え替えオリーブ以外
芽がふくらみ始めたころが適期です。雑木類は根の伸びが早く、小さな鉢は1〜2年に1回が目安です。
オリーブの植え替えオリーブ
3月中旬〜4月中旬が適期です。
オリーブの肥料オリーブ
3月に固形の肥料を鉢の縁に置きます。
木の芽山椒
芽吹いたばかりの若葉を数枚ずつ摘めます。一度にたくさん摘むと樹が弱ります。
花もの
梅・長寿梅・桜・藤・椿・サルスベリなど
- 水やり
- 1日1回。咲いている花には水をかけず、土に与えます
- 置き場所
- 日当たりと風通しのよい棚へ。遅霜の夜は軒下へ
- 肥料
- 咲いている間は与えません
今月の作業
梅の花後の剪定梅
花が終わったらすぐに切り戻します。剪定が5月以降になると、花芽がつく枝が少なくなります。
植え替え梅・長寿梅・桜・藤
芽が動き出す前の今月が適期です。
桜の花桜
3月下旬から咲き始めます。雨と強風を避け、花に水をかけないようにします。
サルスベリの剪定は今月までサルスベリ
芽が伸び始めてから枝先を切ると、その年に花をつける枝を落とします。
椿の花後の剪定椿
花が終わった直後、新しい芽が伸び出す前の3〜4月に。夏以降に枝先を切ると、翌年の花が咲かなくなります。
実もの
姫りんご・南天・ウメモドキなど
- 水やり
- 1日1回。花に水をかけず、土に与えます
- 置き場所
- 日当たりと風通しのよい棚へ。遅霜の夜は軒下へ
- 肥料
- 与えません
今月の作業
植え替え姫りんご・りんご・実もの・南天
芽が動き出す前の今月が適期です。
南天の剪定南天
実を楽しみ終えたら、樹全体を見て整理します。枝先は切らず、古い幹を元から間引きます(一度に全体の3分の1まで)。
さつき
さつき・つつじ
- 水やり
- 1日1回。鹿沼土は乾くと白っぽくなるので、乾き具合が見分けやすい土です
- 置き場所
- 日当たりと風通しのよい棚へ。遅霜の夜は軒下へ
- 肥料
- 植え替えない樹は、芽が動き出したら置き肥を始めます
今月の作業
植え替え
3月中旬〜4月中旬が適期です(花後にもできます)。鹿沼土を主にした土で、2〜3年に1回が目安です。
室内向き
ガジュマル・フィカスなど
- 水やり
- 表面が乾いて2〜3日たってから。暖かい日の午前中に、室温に近い水を与えます
- 置き場所
- 室内の明るい窓辺。屋外に出すのは5月から
- 肥料
- 与えません(生長期の5〜9月に与えます)
今月の作業
まだ室内で
夜の気温が下がる日があるので、屋外に出すのは暖かくなってからにします。
葉水
乾燥した室内では、霧吹きで葉に水をかけてハダニを予防します。
3月に見頃の樹種
見頃は一般的な目安です。品種や地域、その年の気温で前後します。
3月に見頃の盆栽
価格・在庫は各ショップの商品ページでご確認ください。