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盆栽の花が咲かないとき

花ものの多くは、花の前の年の夏に花芽ができ、冬の寒さに当たって春に咲きます。どこかでつまずくと、その年は咲きません。翌年に向けて一つずつ見直します。

今すぐやること

  1. 1前の年の剪定の時期を思い出す
  2. 2今の置き場所に、半日以上日が当たるかを確かめる
  3. 3肥料の量と、与えた時期を見直す

季節と置き場所で絞り込む

  • 秋や冬に枝を短く切ったなら、できていた花芽を落としている可能性が高いです。
  • 日陰や室内に置いていた、肥料を多く与えたなら、枝葉ばかり茂って花芽が少なくなります。
  • 前の年の夏に水切れさせたなら、花芽が十分に育っていません。
  • 冬に暖かい室内に置いていたなら、寒さが足りず花がそろいません。

考えられる原因(多い順)

  1. 01花芽を切り落とす時期に剪定した

    多いとき秋〜冬の剪定。梅・桜・さつき・椿

    確かめ方
    前の年の夏以降に枝を強く切っていないかを思い出します。
    対処
    剪定は花後すぐに済ませます。花芽と葉芽の見分け方は樹種ごとの記事で確かめます。
  2. 02日当たりが足りない・肥料が多い

    多いとき日陰、室内、肥料を多めに置いた

    確かめ方
    枝ばかり伸びて、葉が大きく茂っていないかを見ます。
    対処
    日当たりのよい場所に置き、肥料は量を守って控えめにします。
  3. 03夏の水切れ

    多いとき前の年の7〜8月

    確かめ方
    夏に葉を傷めたことがないかを思い出します。
    対処
    夏は朝夕に鉢を見て、乾かさないようにします。強い西日は避けます。
  4. 04冬に寒さが足りない

    多いとき冬に暖かい室内に置いていた

    確かめ方
    冬の置き場所を思い出します。
    対処
    冬は屋外で霜と寒風を避けて管理し、寒さに当てます。室内に飾るのは2〜3日にとどめます。
  5. 05樹が若い・弱っている

    多いとき植え替えや強い剪定の翌年、弱ったあと

    確かめ方
    枝や芽の勢いを見ます。
    対処
    その年は樹の勢いを戻すことを優先し、翌年の花を待ちます。

関東の平地を想定した一般的な目安です。原因が分からないまま、肥料・活力剤・薬剤をまとめて与えるのは避け、一つずつ変えて様子を見てください。

様子を見てよいとき・すぐ手を打つとき

様子を見てよいとき

  • 植え替えや弱ったあとの回復中
  • 花の時期がまだ先(見頃は樹種と地域で違います)

すぐ手を打つとき

  • 秋から冬の剪定の予定がある(花芽を切らないよう、花後に変える)
  • 冬に室内へ取り込んでいる(屋外へ戻す)

弱ってしまったときの手順は盆栽が枯れそうなときの対処で説明しています。

くわしく読む

ほかの症状から調べる

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