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盆栽に虫がいるとき(アブラムシ・カイガラムシ・ハダニなど)

多くの虫は、早く見つければ手で取ったり水で流したりするだけで片づきます。どの虫が、どこに、どれくらいいるかを先に確かめます。

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今すぐやること

  1. 1虫の種類と、どの枝にどれくらいいるかを確かめる
  2. 2虫のついた鉢を、ほかの鉢から少し離す
  3. 3水で流す・こすり落とす・取る・芽ごと摘む
  4. 41〜2週間は、数日おきに見直す(卵から次の虫がかえることがあります)

季節と置き場所で絞り込む

  • 春の芽吹きのころ(4〜6月)は、新芽にアブラムシが出やすくなります。
  • 梅雨明けから夏は、乾燥を好むハダニが葉の裏に増えます。乾いた軒下は特に注意します。
  • 枝や幹の分かれ目の白い殻はカイガラムシです。蒸れる場所で増えやすくなります。
  • 夜のうちに新芽や花が食べられ、銀色の跡があればナメクジです。地面に直接置いた鉢に多く出ます。

考えられる原因(多い順)

  1. 01アブラムシ

    多いとき4〜6月と秋。新芽・若い葉。肥料が多く柔らかい芽が伸びた樹

    確かめ方
    新芽や若い葉に緑や黒の小さな虫が群がり、葉が縮れたりべたついたりしていないかを見ます。
    対処
    じょうろやホースのシャワーで洗い流すか、筆や指でぬぐいます。群がった芽は芽ごと摘みます。
  2. 02ハダニ

    多いとき6〜9月。乾燥した軒下。真柏・さつき

    確かめ方
    葉の表に白いかすり傷のような点がないか、葉の裏に細かい虫や細い糸がないかを見ます。
    対処
    夕方に葉の裏から水をかける葉水を続けます。乾きすぎる場所を避けます。
  3. 03カイガラムシ

    多いとき幼虫は5〜7月。蒸れる場所。松・梅・桜

    確かめ方
    枝や幹、葉の付け根に白や茶色の殻・綿のようなものがないかを見ます。
    対処
    歯ブラシや竹べらでこすり落とします。冬の落葉期に枝をすみずみまで見て落としておくと、春以降が少なくなります。
  4. 04ケムシ・イモムシ

    多いとき春と、晩夏から秋。もみじ・梅・桜・椿

    確かめ方
    葉が急に減っていないか、鉢の周りにふんが落ちていないかを見ます。
    対処
    見つけ次第、割り箸などで取ります。椿のチャドクガは毛に触れないように扱います。
  5. 05ナメクジ・アリ

    多いとき4〜7月と秋、雨の日。地面に直接置いた鉢

    確かめ方
    新芽や花の食べ跡、銀色に光る這い跡、鉢底のアリを見ます。アリの先にはアブラムシがいることがあります。
    対処
    夜や雨の日に探して取ります。鉢を棚に上げます。

関東の平地を想定した一般的な目安です。原因が分からないまま、肥料・活力剤・薬剤をまとめて与えるのは避け、一つずつ変えて様子を見てください。

様子を見てよいとき・すぐ手を打つとき

様子を見てよいとき

  • 数匹だけで、手で取ったあと増えていない
  • 葉の傷みが一部で、新しい芽は元気

すぐ手を打つとき

  • 手で取っても数が減らない、鉢が多くて手が回らない
  • 虫のせいで葉の色が悪くなり、樹が弱ってきた
  • そのときは盆栽や庭木に使えると書かれた園芸用の薬剤を、ラベルの表示どおりに使う(風のない朝か夕方、人やペットがいないことを確かめて)

弱ってしまったときの手順は盆栽が枯れそうなときの対処で説明しています。

くわしく読む

手当てに使うもの

鉢・土・道具を樹に合わせてまとめて選ぶときは鉢・土・道具をそろえるが使えます。

ほかの症状から調べる

届いたばかりの盆栽ならはじめての1か月ガイドもあわせてご覧ください。